不測の事態に備える

看護や介護で「観察力」が求められますが

それは仕事で磨かれる以前に

日々の生活の中で培っておくものだと自分を顧みて思っています。

 

母94歳、私70歳。

典型的な老々介護ですが、救急搬送を3回経験しました。

家族は一番身近な看護師的存在。

例えば何か異変が起きたとき、

「普段の様子と違います」と抽象的な言い方をしないよう心がけています。

 

体温や血圧が普段どのような数値であるか記録を残し、

食欲や便通、便の臭い、軟便か水様便か等々、

出来るだけ詳細に観察、記録しておくことで異常度を推測します。

 

今、目の前に起きていることに対し、

感情を交えて話すのではなく、事実を把握し、

的確に、正確に伝える力。

 

起きた時間とその時の様子。

「何時頃、どのようなことが起き、どのような状態なのか」

 

的確に報告するためにはメモを残さないと記憶は常に曖昧なものです。

 

不測の事態が起きたとき、慌てなくてもいいように

予備知識を持って備えておく。

 

そのようにしておくことで処置を正確に、迅速にしていただける。

 

119番に電話をかけた時「火事ですか、救急ですか」

「今の様子、住所、名前、連絡先をお願いします」と矢継ぎ早に質問されました。

 

到着後、救急隊の方に「病歴、飲み薬は?」と聞かれ、

気が動転して咄嗟に思い出せない苦い思いをしたことが教訓となり、

忘れていても「記録に残すこと」で思い出せるように普段から備えています。

これが救急車を呼んだときに得た教訓です。

 

コロナ禍にあって、自分の体調についても体温や健康状態等、

具体的に記録をとるようにしておきましょう。